いつも欲しい物がたくさんあって、
何でも買ってるうちにお金がスッカラカンになってしまう…。
自分でも浪費癖何とかしないとなーって思うんだけど、
何かいい方法はないかな？
そんなあなたは、
一度に欲しい物を全て買ってしまわずに、
何回かの買い物に分けて買うのがオススメですよ。
買い物による快感というのは、
買った量に比例して長く残るというわけではないわ。
どれだけ買い物をしても一定の期間が経つと薄れてしまうの。
だから一回の出費を抑えて少ない買い物を何回かすることで、
買い物による快感を長く継続することができるのよ。
- 「買い物をしても、またすぐに別の物が欲しくなってしまう…」
- 「短期間に何度も衝動買いをしてしまって、出費がかさむ…」
- 「浪費癖がどうにも止まらない！何とかしたいのに～！」
…と、お悩みの方も世の中には多いと思いますが、
あなたはどうでしょうか？
もし心当たりがあるのなら、
今回の記事を是非読んで欲しいと思います！
何かを買ってもまたすぐに別の物が欲しくなって、
またついつい買い物してしまう！
浪費癖は本当に厄介ですよね。
しかし、そんな浪費癖も今回ご紹介する心理法則、
「ウェーバー・フェヒナーの法則」を理解することによって、
上手くコントロールすることが可能です！
- 「無駄遣いが多くて困っている！」
- 「何とか浪費癖を抑えて節約したい！」
とお悩みの方は、是非最後まで読んでみてください。
このページの目次です。
立て続けに浪費してしまうのは刺激に慣れてしまうのが原因！？
では、さきほどご紹介した
「ウェーバー・フェヒナーの法則」とはどういうものなのか？
その内容について解説していきたいと思います。
ウェーバー・フェヒナーの法則というのは、
簡単に説明すると
- 人間は刺激に対して最初は敏感に反応する
- しかし、次第に刺激に慣れてしまう
- 最後には刺激を刺激と思わなくなってしまう
という人間の感覚について表した法則です。
例えば、大音量で音楽を聴くのが好きな人が、
次第にいつもの音量では満足出来なくなり、
少しずつ音のボリュームが上がっていってしまう…
というのも、この法則を表す良い例の一つだと思います。
１００の刺激で満足していたと思ったら、
今度は１２０の刺激じゃなくては満足できなくなる。
それが高じていくと、２００の刺激、
３００の刺激、４００の刺激じゃなくては
満足できなくなっていってしまう…。
何だか人間の欲深さを表すような法則で怖いですね。
（あと、フェヒナーの法則って何か言いにくいですね）
買い物による充実感も同じように上がっていく
このヴェーバー・フェヒナーの法則は様々な事に当てはまります。
僕がミートソーススパゲティを食べる時に
かけるチーズの量が段々と増えていくのも、
きっとこの法則に則っているのではないかと思います。
そして、これは買い物をした時の充実感などにも
同じように当てはまってしまいます。
何か目当ての商品を購入するというのは
言ってしまうと快感の一種です。
しかし、この快感も繰り返していくうちに慣れてしまい、
「商品購入の快感」を得るためには
もっともっと、より多くの物を買わなくてはいけなくなります。
その結果、「買い物し過ぎてお金がない！」という状態、
つまりは浪費になってしまうわけです。
複数の買い物を一度に行わず、何回かに分ける！
では、こうしたヴェーバー・フェヒナーの法則から来る
浪費癖を抑えるにはどうすればいいのでしょうか？
方法の一つとして、
「複数の欲しい物があるなら、一度に買わず何回かに分けて買い物する」
というのも有効です。
行動経済学の観点から行くと、
商品を購入しても時間が経過するにつれて
その快感は薄れていってしまいますが、
「快感が薄れる早さは購入した商品の数には関係ない」
という結果が出ています。
つまり、一度何か買い物をして快感を得て、
その快感が薄れてまた買い物がしたくなるまでに
１カ月の期間がかかるとしましょう。
この１カ月という期間は、
別に買った商品の数が１つだろうが１００個だろうが
変わらないという事なのです。
なので、例えば
- 靴
- 服
- アクセサリー
の３つが欲しいという時は、
一度の買い物で全てを買ってしまわずに
- 今日は靴を買いに行く
- １か月後は服を買いに行く
- ２か月後にアクセサリーを買いに行く
という風に期間を空けて、
小分けに買い物をすることによって
お金は節約しつつ商品購入の快感を
長い間感じることが出来るということです。
ヴェーバー・フェヒナーの法則まとめ
人間は一度満たされても、すぐに別の物が欲しくなったり、
より強い刺激を求めたりと、欲とは切っても切れない関係にあります。
しかし、人間の習性を学ぶことで、
妥協案や解決策を講じることも可能です。
「ついつい無駄な買い物をしてしまう！」という方は、
是非今回ご紹介した方法を試してみてください。
上手く欲をコントロールして、
浪費癖から脱出しましょう！
今回はこれにておしまいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
