あかパンジー(得意げ)

今回は「ドライテストとテストマーケティングの違い」について解説しているぜ! 

 

チンパンジーくん

これらに違いについて簡単に説明すると、

テストマーケティングは商品を抱えている状態で広告を出す
ドライテストは、何も持っていない状態、企画段階で広告を出す

といった感じになるんだよ!

 

 

ロボリンちゃん

ただし、ドライテストは法的な規制が激しいから、

・知り合いに開発予定の商品が欲しいのか聞いてみる
・無料商品を配り、そのついでにお客様の声を回収する

など、工夫して使わないと痛い目に遭うわよ。

 

 

 

「ドライテストとテストマーケティングって何が違うの?」

と、一度は思ったときがあるかもしれません。

僕も以前までは、
「大赤字を避けるために、リスクを抑えた販売方法のことでしょ?」
くらいの簡単な認識だったんですね。

しかし、この2つは決定的に違う点が1つだけあるんです。

それは…

「商品を抱えている状態でテストをするのか、
何も持っていない状態でテストをするのか」

といったところです。

もう少しだけ、詳しく解説すると、

・テストマーケティングは既に在庫を抱えている状態で、小規模、狭い範囲のみ商品を販売すること。

・ドライテスト(正確にはドライランテスト)は在庫を抱えていない、商品が完成していない状態で広告を出し、反応があったら商品を作るといったものです。

 

 

どちらも「企業側のリスクを減らす戦術」になりますが、
若干ドライテストの方がリスクが低いように感じますね。

 

 

しかし、世の中「美味しい話」ばかりではありません。
ドライテストにも、しっかりとしたデメリットがあります。

 

ドライテストのメリットとデメリットとは?

ドライテストやテストマーケティングについて

ドライテストのメリットはズバリ

「商品が企画段階のうちに予約をとるので、
もし予約数が少なかった場合は商品の開発をやめることができる」

といったところでしょう。

予めお客さんに、

「〇〇のような商品を開発予定です。しかし、この商品の開発には膨大なコストが掛かってしまうので、予約数が100名に達した時点で開発を進めさせていただきます」

と伝えておくことで、後のリスクを軽減することができます。

 

下手に売れない在庫を大量に抱えてしまう未来を回避することができるんですね。

 

ドライテストのデメリット

 

デメリットは「法的に規制が掛かっている」ということです。

 

 

結構致命的ですね。

要するに、
「ドライテストは消費者が迷惑をするので、やったらいけないですよ」
と、規制されている場合が殆どです。

 

 

アメリカでは、ドライテストをする場合は予めお客さんに次の内容を伝える必要がある。「この商品は開発段階、規格途中であり、万が一の場合は完成しない場合がある。もし、そうなった場合は、すみやかにお客さんに連絡をし、お詫びの品を贈呈する。

日本でも規制が緩かったことは、新聞や広告などにもドライテストが多くみられました。

 

現在はメディアや新聞などの規制が厳しくなってしまった為に、ドライテストを実践する方が難しくなったんですね。

 

もし、ドライテストをする場合は?

 

もしドライテストをする場合は、

・知り合い数名に「こういう商品を作ろうかと思っているんだけど、アナタなら買いたい?」と直接聞いてみる。

・お客さんに無料の商品の予約をとり、ついでにアンケートを取り情報を手に入れる。

などなど、合法的に行う必要があります。

 

以前よりも使いにくくなったテクニックではありますが、ドライテストの目的を

「利益を出す」→「情報を手に入れる」

に切り替えることで、まだまだ現役で使うことのできるノウハウと言えます。

 

 

・お客様の声を手に入れるためにやっているんだ!

・市場のデータが欲しいからやっているんだ!

と、考え方を変えることで、法に触れる行動をしなくなるかもしれません。

 

 

テストマーケティングとは?

厳しいチェック

テストマーケティングについては、別記事にて解説しているので興味のある方はそちらをご覧ください。

 

※テストマーケティングについての記事はコチラ

また、商品を売る前に「収益シミュレーション」をすることで、リスクを最小限に抑えることも可能です。

こちらもよろしければご覧ください。

※収益シミュレーションについての記事はコチラ

ここでザックリと解説してしまうと、テストマーケティングは

「商品は作るけど、販売地域や数を限定することで、赤字などのリスクを軽減するノウハウ」といえます。

例えば、将来的に「全国対応」のビジネスを運営しようと考えている人などが使うべきテクニックと言えます。

 

 

いきなり全国対応をしようとすると、広告費だけではなく、全国に対応した仕組みを作る作業が間に合わなかったりします。

 

オペレータだったり、新規の提携先の開拓だったりと、それはそれでお金が掛かったりするものです。

そこで、まずは「自分が住んでいる範囲から手の届く範囲」でビジネスをすることで、

・その商品は売れるのか
・どれくらいの反応があるのか

などの数字を手に入れることができます。

 

 

小規模で成功できた場合、それを複製すれば全国でも戦える「可能性が高い」と言うことになるので、

・そのまま地域を拡大する
・それに合わせてスタッフを追加する

などの動きができるんですね。

 

「たら」「れば」が極端に減るので、リスクが抑えられるという仕組みです。

現在はネット広告などでもお手軽に広告を出すことができるので、まさに現代向けのテスト方法といえますね。

※ネット広告についての記事はコチラ

まとめ

いかがでしたか?

今回は
「ドライテストって何?」という疑問に対して簡単に解説してみました。

起業をする際に、一番気を付けるべきことは
「大赤字になること」
だと思うので、

 

その確率を極端に避けることができるテストマーケティングは
是非とも覚えておきたいノウハウになります。

また、ドライテストも、やり方によっては合法的に行うことが出来るので、

状況に合わせて使い分けるようにしましょう。

 

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!