あかパンジー(驚き)

なんだあの店は!?すごい行列だぞ!

もしかしてすごい良い商品を売ってるのかな?

 

あかパンジー(得意げ)

これは俺も並ぶしかない!

絶対手に入れるぞ!!

 

ロボット

このように、行列というのは人の興味を惹き、

さらに人を集める効果があります。

 

ロボリンちゃん

他にも、行列に並んだという体験が

口コミを呼ぶ材料にもなるわ。

今回は行列や人だかりを作るためのコツを紹介していくわ。

 

突然ですが、あなたは行列に並んだことはありますか?

(ちなみに僕はあんまりないです)

 

ついでにもう一つ質問。

あなたは行列の持つ効果についてご存知でしょうか?

 

実は行列には

 

・さらにお客さんを呼ぶことができる!

・口コミを呼ぶこともできる!

 

という二重の集客効果があります。

 

「でも、行列なんて作ろうと思って作れれば苦労はないよ!」

 

という方もいると思います。

 

というわけで今回は

「行列を作り、さらに集客をするためのコツ」

というのをテーマにお話しをしたいと思います。

 

・「今現在ビジネスを行っているけど、上手く行かない!」という方

・これからビジネスを行っていこうと思っている方

 

こうした方々にはぜひ知っておいてほしい知識だと思います。

どうぞ一度目を通してみてください。

 

行列がさらにお客さんを呼ぶ理由

 

行列の集客効果

 

まずは行列があると何故さらに人が集まってくるのか?

その理由について解説していきたいと思います。

 

行列に人がドンドン並ぶ理由

 

まずは行列があると、それに釣られて人がドンドン並んでしまう理由から。

 

行列のみならず、人だかりなどが出来ているとついつい

「お?何だ何だ?」と気になってしまうことがありますよね。

 

これは「社会的証明の原理」という心理が働いた結果だと考えられます。

社会的証明の原理について、詳しい内容はリンク先の記事をご覧ください

 

社会的証明の原理とは、多くの人が取っている行動や、

多くの人に選ばれている物などに興味関心を持ち、

正しい物・優れた物と判断してしまう心理です。

 

行列ができているお店と言うのは、

「多くの人に選ばれているお店」という風に映ってしまいます。

 

そのため、行列を目にした人にこの社会的証明の原理が発生し、

「そんなに行列ができるような良い物なら…」

自分自身も並びたくなってしまうわけです。

 

さらに、社会的証明の原理というのは、

「その選択を取っている人が多ければ多いほど強まる」

という特徴もあります。

 

なので

 

1:行列ができる

2:その行列を見てさらに人が並ぶ

3:人が増えたことによってさらに社会的証明の原理が強まり、人が並ぶ

4:以下ループ

 

ということになってしまうわけです!

(さすがに列が長すぎると、諦めて並ばない人も多くなると思いますが…)

 

行列というのはこうしてドンドン長くなっていくわけですね。

 

行列が口コミを呼ぶ理由

 

では、行列ができることによって口コミが広がるのは何故でしょうか?

 

これは以前の記事

【経費削減】口コミで集客して広告費を下げるための2つのコツ

でもご紹介したことではありますが、

「行列に並ぶ」という行為自体がついつい人に話したくなる

「劇的な体験」の一つだからです。

 

口コミを広げる上で、商品の品質の良さというのはもちろん大切ですが、

それだけでは人は中々皆に言いふらしてくれたりはしません。

 

口コミを広げるためには商品やお店自体に

「ついつい人に話したくなるような体験」を盛り込むことが大切です。

 

行列に並ぶというのは人によっては中々体験することのないことですし、

さらにその後にある「行列に並んだ結果どうなったか?」というのも話のネタになります。

 

行列に並ぶというのはそうした意味もあって、

口コミを呼ぶ能力が高いわけですね!

 

行列を作るにはどうすればいいのか?

 

思い出せない

 

・「行列に集客効果があるのは分かったけど、肝心の行列の作り方はどうするの?」

・「そもそもそんな簡単に行列なんて作れないよ…」

 

と疑問に思う方も多いことと思います。

 

しかし、行列というのは実はちょっとした工夫で作ることが出来たりします。

 

ここからは行列を作るためにはどんな工夫があるのか?

その3つの方法をご紹介していきたいと思います。

 

あえてお客さんを待たせる

 

まずは逆転の発想!あえてお客様を待たせることによって

行列を作ってしまおうというアイディアです。

 

・「何馬鹿なこと言ってんだこいつ!」

・「ここまで読ませといて結局トンチで逃げるつもりか!」

 

と思う人もいるかもしれませんが、

これは別に僕がブログのネタが無いからと言って

適当こいてるわけではありません!違うんです!分かってください!

 

これは日本の有名なコンサルタントである神田昌典氏の著書である

「口コミ伝染病」に載っていたエピソードですが、

当時の神田昌典氏の事務所の近くにはラーメン屋がありました。

 

そのラーメン屋は二階にも席があるのですが、

学生専用の席として使われており、

なんとお客様が並んでいても二階の席には案内しないのだそうです。

 

「そんなことするよりなら、普通に二階の席も使った方が儲かるのでは…」

 

と思う方もいると思います。

(というか僕もそう思いました)

 

しかし、そうやって出来た行列を見た人が

「この店いっつも行列できてるし、相当美味いのかな…?」

とまた列に並び、そして友人知人に口コミが広まっていき、

さらにお客さんが増えていったとのことです。

 

もちろんお客様を待たせてしまったことにより、

途中で他のお店に移ってしまうということもあると思いますが、

こうした逆転の発想でも行列をつくることは出来るという一つの例ですね。

 

フロントエンドを活用する

 

フロントエンドというのは

 

・無料のお試し品

・低価格の商品

 

のことだと考えて頂ければOKです。

フロントエンドについて、さらに詳しい解説はリンク先の記事をご覧ください

 

これは僕が長野で「食の合戦」というイベントに参加した時の事です。

 

知り合いのお菓子屋さんの出す出店のスタッフとして参加したのですが、

その時は商品のお菓子の無料試食と、暖かいお茶をフロントエンドとして設置しました。

 

そうすると、立ち寄ったお客さんが試食を食べ、

お茶を飲むためにお店の前で足を止めるわけです。

 

そして、お店の前にお客さんがいると、

それに釣られて他のお客さんも来ます。

その人も試食とお茶のためにお店の前で足を止めます。

 

1:試食のためにお客さんが足を止める

2:人だかりを見て他のお客さんが来る

3:以下ループ

 

このサイクルが回ってお店の前にお客さんが

大量に集まったことを今でも覚えています。

 

フロントエンド商品でお客さんを集め、

その集まったお客さんによってさらに他のお客さんが集まる。

 

フロントエンド商品やサービスを上手く使うことで、

行列を作ることも可能です。

 

需要に対して供給を絞る

 

これもまた、逆転の発想で行列を作るための方法の一つです。

 

簡単な理屈で、例えば100人の人が欲しがっている商品を

50個だけしか用意しなければどうなるか?

 

商品の希少価値が上がり、一気に人を集めることができる!

ということです。

 

「ま~たメチャクチャなこと言ってらぁ!」

と思う方もいると思いますが、

これも実はよく見る手法の一つです。

 

例えば、また例がラーメン屋になってしまって申し訳ありませんが、

「一日限定20食!限定ラーメン!」などのキャンペーンを行っている

お店はよく見かけますよね?

 

これらのラーメンは本当に1日に20食しか作れないのでしょうか?

実際はもっと作ることは出来ると思います。

 

しかし、あえて限定20食に抑えることで希少価値を高め、

お客さんを集めているのではないでしょうか?

(人間には中々手に入らない物に価値を感じるという「希少性の原理」という心理がありますからね!)

 

また、商品の数を制限するだけでなく、

商品やサービスを提供する時間を制限するというのも手です。

 

例えば、スーパーなどのタイムセールスなどはその良い例ですよね。

 

一定の短い時間だけ商品を安くすることで、

そのタイミングで商品を買おうという人が増え、

その時間になると一気になだれ込んできます。

行列の完成というわけです。

 

このように、商品の数や販売期間など、

様々なものをあえて制限することでも行列を作ることができます。

 

まとめ

 

興奮した女性

 

今回の内容はいかがでしたでしょうか?

人によってはちょっと納得できないという方もいると思います。

 

純粋に良い商品を作ることで行列や人だかりを作ることは大変です。

しかし、「行列を作る」という一点を軸に考えると、

意外と様々な方法があるものです。

 

そして、その行列が呼び水となってさらに

お客さんや口コミを呼ぶのもまた事実です。

 

行列ができるような商品が開発出来ない場合は、

先にあえて「行列ができるような仕組み」

考えてみるのもいいかもしれません。

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!