チンパンジーくん

この商品はゴニョゴニョゴニョ…

ロボリンちゃん

要りません。営業マンって胡散臭いのよね。

なかよしパンジー (泣き

そんな~

ロボット

こういう人を相手にする場合は、商品の説明だけをして時間を置くのがオススメです。

なぜなら、自分で考えるのが好きな人間は時間を置くことで「商品の信頼度が上がっていく」からですね。

 

そして、「営業マンは胡散臭いけど、商品は本物だな」という理由が自分の中で見つけて、商品を購入します。

 

売り込みにくい人に無理やり販売するよりも、少しだけ時間をおいてみましょう。

 

「あーダメだ! 考えてはいるんだけど何も思い浮かばない!」

 

・何か新しいアイディアを思い浮かべるとき

・難しい問題に取り掛かるとき

 

誰もが一度はこのような経験をしたかもしれません。

 

更に、結局アイディアが思い浮かばずに作業を投げ出したりすることもありますよね。

 

でも、その後

 

・なんかお風呂に入ってたらアイディアが思い浮かんだ!

・トイレでぼーっとしてたら問題が解決した!

・一度寝て起きたら、知識が煮詰まった気がする

 

と言う経験をしたことはありませんか?

 

これは心理学ではスリーパーエフェクト(仮眠効果)と呼ばれている現象です。

 

人間の脳は不思議なことに、考えが煮詰まっているときは「新しい発想」が出てきません。

 

そこで、一度時間を置いたり、仮眠をすることで

 

・理解が深まる

・新しい発想が出てくる

 

というメリットを得ることが出来ます。

 

今回は、このテクニックを

・ビジネス

・恋愛

に活かす方法についてご紹介したいと思います。

 

きっと、

「思い切って物事を中断することの重要性」が分かるようになり、時間の使い方が上手くなると思います。

 

 

仮眠効果とは?手抜きはダメ?

仮眠効果とは?

この効果を知ってしまうと

「よし、考えても無駄だからやめちゃおうかな!」

と楽に考えてしまうこともあるかもしれません。

 

しかし

「新しい発想を生み出すには、予め他の知識が必要」

なので、

 

「仮眠効果を使用する前は、ギリギリまで知識を詰める必要がある」

ことがわかります。

※「ひらめき」は自分が予め持っている知識の影響が強いと脳科学でも言われています。

 

知識を詰める→仮眠する…

 

知識を詰める→仮眠する…

 

このサイクルを繰り返さなければならないんですね。

 

決して

 

仮眠する→仮眠する…

 

仮眠する→仮眠する…

 

と言ったように、楽な方向に行くだけだと、殆ど意味が無いので注意しましょう。

 

あくまでも

 

「学習した知識を、一度成熟させるために仮眠をする」

という考え方を持っておくのがコツとなります。

 

仮眠効果の使い方? 恋愛やビジネスにも使える?

教える人

実は、この仮眠効果はビジネスや恋愛などにも使うことができます。

 

簡単にですが例を見ていきましょう。

 

恋愛に使う場合

 

人は

「好意を見せておくことで好感度が上がる」

という心理があります。

※好意の返報性についての記事はコチラ

 

しかし、これはあくまでも

「意識を自分に向ける」

という効果しかありません。

 

その後

「無理にガツガツと押してしまう」

と、逆に嫌われてしまう原因になるんですね。

 

そこで、

 

少しだけ行為を伝える→少し時間を置く

 

を繰り返すことで、ゆっくりと時間をかけながら相手に好意を伝え続けることができるんですね。

 

このように

「時間を置く」

という手法は恋愛にも使うことが出来ます。

 

ビジネスにも使える?

 

恋愛よりもビジネスの方が上手に使えるかもしれません。

 

例えば、データ主義の人を相手に「いくら口で説得しようとしても」無駄に終わる場合があります。

 

なぜなら、最後は自分自身で論理的に判断されてしまうからですね。

 

そこで

「商品の知識を与える」

「変に売り込まずに時間を置く」

 

ことで、商品が売れる場合があります。

 

これは、時間を置くことでお客さんの「商品に対する信頼度」が高まったからですね。

 

少しだけ具体的に触れてみると、最初は

 

営業マンの信頼度=商品の信頼度

 

だったのが

 

営業マンの信頼度<商品の信頼度

 

に変わっていったからです。

 

要するに

 

「営業マンは相変わらず胡散臭いけど、商品は本物だからいいだろう」と思ってくれるんですね。

 

 

このように

「営業マンは信頼しないけど、商品は欲しい」という人を相手にしたときにも仮眠効果は十分に効果を発揮します。

 

長時間の会議は不要?

 

また、今回のような事実を知っておくことで

「ダラダラと続けるアイディア会議」が、いかに勿体ないことをしているのかが分かります。

※長時間の会議を行うことで考えられるトラブルについてはコチラの記事をご覧ください。

 

基本的には

「考えが煮詰まってしまったら、新しいアイディアは出てきにくい」

と覚えておきましょう。

 

なので

「長時間の会議」

「無言の時間が続く」

ということを繰り返すよりは

 

「短時間の会議」

「一度解散をして、その間に各自考えてもらう」

「短時間の会議」

 

を繰り返した方が、良いアイディアを拾えるかもしれないということです。

 

このように仮眠効果は「話し合い」にも使うことができるんです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

ザックリとですが、仮眠効果を普段の生活に活かす方法について触れてみました。

 

今回の例だけではなく

 

・勉強に煮詰まったら一度休憩をしてみる

・創作活動で悩んだら、気分転換に音楽をかけてみる

 

と言ったように、いろんな場面で使うことが出来るはずです。

 

シンプルなわりに、人間の本能を上手に利用しているノウハウなので

気になる方は是非仮眠効果を利用してみてはいかがでしょうか?

 

営業に使える心理テクニック