チンパンジー(不安)

うーん、面白くて分かりやすい会話を

するにはどうすればいいんだろ…。

 

ロボット

会話をする時は擬声語・擬音語などを多く使い、

一文を短く切るようにすると臨場感もあって分かりやすくなりますよ。

 

あかパンジー(得意げ)

ようお前ら!昨日のサッカー中継見た!?

ロベルト・猿ロス選手のシュートすごかったな!

ドギューンと弾丸のようなシュートがズバァッとゴールに刺さってた!

勢い良すぎてゴールネットがブチィッと破れちまうかと思ったよ!

 

ロボット

大体こんな感じですよ。

 

チンパンジーくん

なるほど!

 

あかパンジー(驚き)

? 何が???

 

以前の記事である

会話が苦手な方必見!初対面の人にはまず「自己開示」をしよう!では、

初めての人と会話する時は軽い失敗談などで距離を縮めるのが有効という

話をご紹介させていただきました。

 

今回は引き続き会話・雑談のコツをご紹介していきたいと思います。

 

今回ご紹介するのは

 

・「分かりやすい話し方のコツ」

・「人を引き付ける話し方のコツ」

 

この2つをご紹介していきたいと思います。

 

雑談・会話というのは日常の人付き合いだけではなく、

ビジネスなどの場面でも相手とのコミュニケーションを円滑にするために

必要不可欠なことです。

 

「人と話をするのが苦手で、どうしてもうまく話せない…」

という方は是非読んで、実践してみてください!

 

一緒に雑談マスターを目指しましょう!

 

淡白な会話にはオノマトペを加えよう!

 

面白くて分かりやすい会話のコツとは?

 

今回最初にご紹介する雑談テクニックは、

「オノマトペ」を会話に加えることです。

 

オノマトペとはフランス語で「擬声語」を意味する言葉です。

 

「いやいや、擬声語ってのがそもそも分からないから説明なってないわ!」

という方もいると思いますのでもう少し詳しく解説します!

 

擬声語というのは自然界の音や動物の鳴き声、

感情の様子などを音に表した言葉という意味で

 

例えば

 

・雨が降る音=ザーザー

・物が潰れる音=グシャッ!

・人が走っていく時の足音=タッタッタッタッ…

・ガンダムが敵を攻撃する時の音=ブッピガァン!!

 

などなど、挙げ始めると無限に出てきます。

 

オノマトペを使うことで臨場感アップ!

 

興奮した女性

 

このオノマトペを会話に盛り込むことによって、

なんの変哲のない会話でも臨場感が増し、

面白く、さらに分かりやすくもなるのです。

 

例えば、「学校帰りに雨に降られて風邪を引いてしまった」

という内容をお話するとして

 

学校から帰る途中に大雨が降ってきて、

傘を持っていなかったので家に着くころには下着まで全部濡れてしまいました。

 

すぐにお風呂に入って着替えたんですが、

夜になると咳が出てきて、

朝に熱を測ったら39度もありました。

 

…と、このようにオノマトペを一切使わずに話した場合、

なんだか淡白で面白みのない感じになってしまいます。

 

「お前はニュースキャスターか!」ってくらい事実しか話していません。

 

そこで、この文章にオノマトペを加えてみると

 

学校から帰る途中にいきなり大雨がザーザー降ってきて、

傘を持っていなかったので家に着くころには

下着まで全部グッチョグチョに濡れてしまいました。

 

すぐにザバーッとお風呂に入って着替てスッキリしたんですが、

夜になるとゲホッゲホッと咳が出てきて、

朝に熱を測ったら39度もありました。

 

…どうでしょうか?前の文章に加えて

よりその時の情景が浮かんでくるような気がしませんか?

 

このようにオノマトペを活用することによって、

ごく普通の話でも臨場感ある話になるだけでなく、

面白みと分かりやすさも上昇します。

 

さらに、このオノマトペに加えて身振り手振りを加えることで、

さらに臨場感や分かりやすさがアップします!

 

このオノマトペはテレビに出ている芸人さんの方々もよく使用しています。

もし今度バラエティ番組などを見ることがあったら意識して見てみましょう!

 

一文はなるべく短めにしよう!

 

切られた果物

 

さらにもう一つ、

話の分かりやすさを上げるテクニックをご紹介します。

 

それは「一つの文章は短めに区切る」です。

 

話し言葉になると、人はどうしても言葉を短く区切ることができず、

ついついダラダラと話し続けてしまうことが多々あります。

 

例えば

 

この間ネットで「面白い!」って評判だったゲームを買いに行ったんですけど、

いざ買ってみたらメチャクチャつまんなくって3時間くらいでやめちゃって、

その後買い物の用事ついでに速攻で売ってきちゃいました。

 

…と、話題の内容はどうあれ、あなたもこのように

一文が長い文章で会話してしまってはいませんか?

 

このように、一文が長い会話というのは頭に入って来づらく、

相手も理解するのに労力が必要なので心地よくありません。

 

そこで、文章を短く「。」で区切るように意識して会話してみましょう。

 

この間ゲームを買いに行ったんですよ。

ネットで「面白い!」って評判だったゲームなんでメッチャ期待してました。

でもいざやってみたらメチャクチャつまんなかったです。

どんくらいつまんないかっていうと、買って3時間でやめるくらい。

その後買い物の用事ついでに速攻売ってきちゃいました。

 

…と、短く区切るように意識して話すとこのようになります。

 

一つ一つの文章が短めになっているので、

聞き手としても話の内容が細かくかみ砕かれていて、

理解もしやすくなっていると思います。

 

理解しやすいということは相手の脳への負担も少ないということ!

 

なので

 

・あなたと会話するのが苦痛にならない

・結果、あなたと会話する機会が多くなる(かもしれない)

・会話の回数が多くなることでザイオンス効果が発動し、さらに仲良くなれる!

 

という可能性もあります!

(僕の個人的な妄想であり、絵に描いた餅的発想なので鵜呑みにしないでください!)

 

※ザイオンス効果とは「接触する機会の多い事柄に人は親しみを持つ」という心理です。

詳しい内容が気になった方はぜひこちらの記事を読んでみてください!

 

また、ここでの注意点は、

ザイオンス効果というのはあくまで

 

・嬉しい

・楽しい

 

と言った「良い接触」を重ねた場合は親しみを持つ方向に働きますが、

嫌悪感を感じるような接触を重ねた場合は逆に

ドンドン嫌いになっていく方向に作用してしまいます。

 

なので、いくら細かく「。」で区切るような話し方を習得したとしても、

相手が不快になるような話題ばかりを選んでいると嫌われる可能性もあります。

十分に注意しましょう!

 

今回は

 

・オノマトペを会話に盛り込む

・会話は細かく区切る

 

という二つの会話テクニックをご紹介しました。

皆さんのお役に立てましたでしょうか?

 

こんな調子で、次回もまた会話・雑談に関するテクニックをご紹介していきます。

一緒に雑談マスターを目指していきましょう!

 

ではでは、今回も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!

 

次のお話

上手な会話のコツ:雑談の前にプランを立てよう!